INTERVIEW

メンバーインタビュー/東條 貴志


コンサルティングとイノベーションの相乗効果でビジネスサイクルの高速化を目指す

東條 貴志イノベーション事業責任者/コンサルティング事業
ハイテクプラクティスリード マネージングディレクター

― 東條さんが感じるINTLOOP Strategy事業の優位性を教えてください。

私は今、大きく2つの所管を持っています。一つはIT領域のコンサルティング、もう一つはイノベーション事業における新規事業・新規サービスの創出です。
コンサルティングにおける優位性は、INTLOOP本体が約52,000人以上のフリーランスコンサルタントをネットワーク化していること。有名コンサルティングファームでも多くて8,000人から9,000人と言われていますから、大手を遙かに凌ぐ規模感と言っても良いでしょう。その中から、案件に合わせて最適な人材をピックアップしてチームを組成します。フリーランスのなかには戦略系コンサルティングファーム出身者もいますので、戦略系の出身者とシステム系の出身者を組み合わせたチームでご支援するようなことも可能です。通常のファームでは組織の壁が破れず断念してしまうような案件でも、「まずはやってみよう」という感覚で提案できます。
イノベーション事業においてもフリーランスの存在が大きな役割を担っています。コンサルタントが多い分、カバーできる領域も広く、ネットワークも広範囲に広がっています。そのネットワークを活用すれば、今までにない新たな事業を創出していけると考えています。

― INTLOOP Strategyの今後の成長をどうイメージしていますか?

コンサルタントは毎月数百人ペースで登録が増えており、今後さらに広範囲にビジネスを広げられるでしょう。一方、イノベーションの観点では、オープンイノベーションベースで立ち上がったスタートアップから、すでに一定の規模を確立しているAI企業まで、さまざまな企業と協業を議論しているところです。コンサルティングとイノベーションの相乗効果が生まれれば、ビジネスのサイクルが高速化し、大きな成長につながると考えています。

― 今後トライしたいことはありますか?

コンサルティングのビジネスを、AIの力で自動化するソリューションを展開していこうと考えています。AIエージェントを自動化できれば、今までなかなか足を運べなかった地域で、課題を抱える企業様にもサービスを提供できるようになるでしょう。費用の面で今までコンサルティングを提供できなかった中小企業様向けに、サービスをダウンサイジングし、SaaS化して提供するような手法も見えてきます。300万社を超えるといわれる日本の企業それぞれに合わせて、サービスを細分化し提供できるようなビジネスモデルを創ることで、INTLOOPグループをさらに成長させたいと考えています。

(公開日:2025年9月29日)